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「ここからはじめる自作キーボード hifumi」で自作キーボードに入門した

なんの知識も道具もない中でいきなり本格的な自作キーボードを組み立てるのは怖かったので、入門向けの商品を探していたところ解説本付きの自作キーボード入門セット「hifumi」を見つけたので、まず1つ目のキーボードとして道具も揃えつつ作ってみる事にしました。

組み立てに必要なもの

ここからはじめる自作キーボード自体は遊舎工房で書いましたが、大体Amazonで購入しました。(遊舎工房も一部の商品はAmazonで購入する事ができます。)

組み立てに必要なパーツ類

キットに含まれないので、自分で購入する必要があるものがいくつかあります。

オプションですがLEDがつけられるので、キーキャップはAmazonで安く買えた透明のものを買いました。

キースイッチは遊舎工房のスタンダードなものを買いました。キースイッチは打鍵感を決める重要なパーツなので、試しにあえてバラバラの種類で6個買えば良かったなーと組み立てた後に感じました。

SK6812MINIは似た様な製品でSK68MINI-Eという製品があるので注意が必要です。(ちなみに私は見事に最初間違えて買ってしまいました。挙句本の説明と何か違うな?と小一時間ほど悩みました。)SK68MINIは熱に弱くはんだ付けに失敗して壊してしまう事が良くあるため、改良版として発売されたのが「E」が付く方らしいです。

Pro MicroはMicroΒとType-Cタイプがありますが、Micro-Βの方がちょっと安いし、USBケーブルも手元にたくさんあるので、USB-Bを買いました。また、理由は本にかかれているので省きますがコンスルー付きのものを買っておくと良いです。という事で、コンスルーなし版も販売されています。

組み立てに必要な工具類

持っている人は買わなくて良いものですね。私は電子工作自体がほぼ初めてみたいな感じなので、道具一式を揃えた感じです。

はんだこては本でも定番と書かれていたFX600Aを購入。Amazon限定の無駄にスケルトンになっている物で、普通のものより少しだけ高いです。ダイソーなどでも買えますが自動温度調整つきのものが良いらしいとの事で、素直に少しお高めのやつを買いました。

ニッパーは家にすでにありましたが、先が細くて少し角度のついたものが作業しやすそうなので改めて購入しました。

逆にドライバーはすでに家にあったので、購入しませんでした。ドライバーもダイソーなどで売ってますね。割とここにあげたものは100均でも揃うのかもしれません。

目次

いざ組み立て

はんだになれてないのもあってか4時間くらい(ただし、LED除く)かかった気がします。手順に合わせて作業を進めて、たまに説明がわかり辛いところなどもあってボチボチ詰まった感じでした。という事で作業内容は他に記事を書かれている人もいるし、本の内容自体でもあるので特には触れませんが、特に詰まった所あたりについて書き残しておこうと思います。

次の写真が実際にキースイッチを乗せるところまで自分で組み立てたものです。当たり前ですが、この時点で入力はもうできますし、かなりテンションが上がりました。

キースイッチをつけたhifumi

ちなみに今回はキーマップのファーム書き込みにMacを使っていたのですが、うまくいかずにどハマりしました。(M1チップのせいなんだろうか…)。リセットボタンも効くし、エラー文言も出てたので接触不良ではないと踏んでちょっと調べてみたものの解決にはいたらず。結果、息子が使っているWindows PCで作業した所1発で動きました

そして、透明のキーキャップを乗せた所。この段階では入力動作確認のみで、まだLEDはつけてませんでした。本来であれば作業手順的にはLEDを先につけるべきみたいですが、作業難易度が高く、オプションということで後で作業しました。なんとか後からでもLEDはつけられましたが、より難易度があがるのでLED付けたい人は先に作業した方が良いと思います。

hifumi完成LEDなし

最後にLEDも組立てたところです。キーマップを変える事で色相も変える事ができます。やっぱり透明のキーキャップにして正解だと思いました。(普段使う物なら眩しいし透明じゃなくて良いと思いますが)

hifumi完成LED付き

LED(SK6812MINI)の実装は難しいとの事で、事前に25keysさんのサイトで情報を得ていたため低温のはんだをかっておきました。サイトに乗っているものは少し高かったので、秋葉原に行った際に千石電商で融点が165度の久富電機産業 SH-43を別で買いました。サイトで紹介されているものより融点が高いですが、これでも十分でした。

とはいえ、私も失敗はして5つ目のLEDまでは上手く付くのに、最後の1つがどうしても付かず6個あれば良い所を購入した10個全て使っちゃいました。原因としては最後の1個のはんだ付けではなく、5個目のスイッチのはんだ付けが甘かったようで6個目まで通電できなくなっていた事でした。おかげで光っているからといって油断しないという学びを得ました。

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この記事を書いた人

IT系プリセールスエンジニア。主にWEBが主戦場ですが、自作キーボード沼にハマりハードにも手を出し始めました。

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