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「UI/UXデザインの原則」読書レビュー

ゆーさん

ユーザビリティテストツールを開発している著者が、今までの経験を元にUI/UXについてまとめた本です。

タイトルに「原則」と付いているので、UI/UXを意識する上での普遍的なルールがまとめられているのかな?と思いながら読み始めました。

しかし、どちらかというと著者がこれまで行ってきた経験を踏まえて、具体例と共にUI/UXの改善についてまとめている本です。

著者は200社、1500サービス以上のUI/UX改善に携わって来たそうなので、そのエッセンスをギュッとまとめた感じでしょうか。

そのおかげもあって、初学者の私でも割と読みやすいなと感じる本でした。

例えば、こんな例が揚げられています。

  • 本文の終わりにあるソーシャルボタンはページの終わりと認識する人が多いので、その先を読まない人が多い
  • スマートフォンは片手持ちをする人が多いので、下にメニューを配置した方が操作しやすい
  • カルーセルに赤や黄を使ったフォントや背景を使うと、広告と間違えられやすい

確かに自分も普段WEBサイトを見ていて、そうだなと思える事例が多かったです。

その他にも、ユーザビリティテストの重要性や、UI/UXを非常に意識してサービスを作っている「ウエディングパーク」の事例。

UI/UX専任チームを作ることの重要性などが語られています。

読みやすい本ではありますが、内容的にはどちらかというと経験者向けだと思います。

すでに実務でUI/UXに携わっている人が読めば「なるほどなー」と思える本ではないでしょうか。

UI/UXデザインの原則

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この記事を書いた人

IT系プリセールスエンジニア。主にWEBが主戦場ですが、自作キーボード沼にハマりハードにも手を出し始めました。

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