今日はみなと科学館に行ってきました。
虎ノ門ヒルズの近くに出来た施設で、まだオープンから1年ちょっとしか経っていない(2021年7月現在)ので、知らない方も多いんじゃないでしょうか?
理系の子を育てている方には、ぜひ足を運んでもらいたい新スポットでした。
みなと科学館ってどんなところ?
みなと科学館は主に港区民の科学への関心を高め、教養の向上や主体的な学びの促進を目的に2020年6月にオープンしたばかりの施設です。
施設自体は2フロアと少し小さめでしたが、新しい科学館という事もあってか、テクノロジーを駆使した体験型の装置がたくさん設置されていて、理系の子なら確実に楽しめる内容だと思います。
この他にもざっと特徴を並べてみると
- 1階は常設展示場と実験室、2階にはプラネタリウムと気象科学館
- 入場は基本無料、2階のプラネタリウムは有料
- 対象年齢は年中以上、小学生中学年くらいまでならじゅうぶん楽しめそうな内容
- イベントを良くやっている(今回見てきた「みんなの雲展」も企画展のイベント)
- 虎ノ門の駅からじゅうぶん歩いて行ける距離
- コロナで現在は事前予約の2時間交代制
現在は2時間交代制となっていますが、2時間もあればじゅうぶん楽しめる内容になっています。
アクセス
日比谷線の虎ノ門駅から神谷町に向かって5分ほど歩いた所にあります。
銀座線の駅からだと少し遠いですが、日比谷駅の辺りまでは地下通路でつながっているので、真夏でも割と移動はしやすいです。
また、近くに虎ノ門ヒルズもあるので、行ったついでにショッピングや食事も楽しんだり、周辺の再開発の様子を楽しむ事もできます。
ちょうど今回は昼過ぎ位に予約を入れていたので、ビジネスタワーのB1Fにあるthe 3rd Burgerでランチを食べました。
他にも色々なお店が入ってますが、小さい子連れで入りやすい所は多くはないかなという感じです。(特に虎ノ門横丁は)
そういえば昔はメゾンカイザーがあって、たまに行ってたんですが無くなっちゃったんですよね。残念です。
館内の様子
イベントに合わせて展示物が変わるようですが、少し館内の様子を紹介しようと思います。
1階「みんなの雲展」に関する展示
現在は「みんなの雲展」を開催中ということで、いろいろな雲の解説や写真の展示が行われていました。
入館してすぐ左手目の前の黒板。雲の種類が図解されています。
雲は大きくわけると10種類だそう。積乱雲くらいしか知らなかったです。
体験型の科学館ということで、みんなで作った雲も展示されていました。かわいいですね。
上が「彩雲」で、下が「天使の梯子」。基調な雲の写真が色々展示されています。
雨粒の大きさや、速度を測るための「ディストロメーター」という装置の実演と解説も行っていました。
床に置かれた様々な容器を使って、種類の違う雨粒を再現して実際に計測してみるといったもので、計測を行うとパソコンに分布図が表示されていました。
1階 常設展示コーナー
1階の常設展示コーナーには体験型の展示がたくさん置いてあります。
特に中央に設置された、「仮想空間で港区上空をドローンで飛行して、景色を眺める装置」に、息子は夢中でした。
手元のパネルでドローンを操作すると、見える景色が合わせてかわり。中央の地図上のドローンも合わせて動くといったものになっています。
こちらは静止気象衛星ひまわりからみた雲の様子を見れる装置。
横に置いてあるマウス(トラックパッド)を操作すると、動きに合わせて地球儀の映像が動く仕組みになっています。
こちらは建物の構造によって、地震の時の揺れの違いを見る装置。
左から免震構造、制振構造、耐震構造となっていて、同じ順で揺れが少ないことを確認できます。
免震は建物下に大きなゴムバネの様なものがあり、かなり揺れを抑えることが出来る様子が見て取れます。
この様に空に関するもの以外の展示ももちろんあります。
この他にも、電子顕微鏡、コイルを使った発電の仕組みや、雲のでき方を知るための装置、虫の視点を模した映像など色々な展示がありました。
2階 プラネタリウム
2階は有料のプラネタリウム施設があります。30席ほどでしょうか、そこまで大きくはないと思いますが、新しいだけ合って綺麗です。
一日に複数のプログラムを上映、今だとこんな感じの内容になってます。
- 雲ハンターとひも解く雲のふしぎ
- 星空散歩
- (夏)まくまくんの星空大冒険~夏の星座
- ヒーリングアース
今回見たのは「雲ハンターとひも解く雲のふしぎ」で、40分間。前半は普通のプラネタリウム、後半に雲の話という内容でした。
料金は以下の通りです。未就学児は無料。入館自体も無料。
プラネタリウムの内容が色々と用意されているのもあってか、年間利用券もあります。
年に3回以上行けば元が取れますね。
大人 | 小学生・中学生・高校生 | |
一般投影 | 600円 | 100円 |
年間利用券 | 2,000円 | 300円 |
団体観覧料 (20名以上) | 480円 | 80円 |
2階 気象科学館
気象科学館の方は天気や自身に関する展示が行われています。
さほど広くはないですが、2階も色々な種類の展示があります。
中央に大きく陣取っている津波シミュレータでは、津波が流れる様子を見ることができます。
奥の建物にカメラがついていて、建物からの映像を見ることができたり、複数の大きさの津波を起こすことができます。
「うずのすけ」と呼ばれる台風、竜巻の発生の様子を見られる展示です。
ドライアイス?で雲がうずを巻きながら少しずつ大きくなっていく過程を見ることでるので、2つの違いが良くわかります。
2階だと息子は特にこれに食いついていましたね。
奥には休憩スペースがありました。
ベンチがあって飲み物を売っている他、天気に関する本がたくさんおいてあったので、ゆっくり本を読むのも良いですね。
施設情報
20:00までと割と遅くまでやっています、頑張れば平日夜に行くこともできるかな?
- 施設名 : 港区立みなと科学館
- 住所 : 東京都港区虎ノ門3-6-9
- TEL : 03-6381-5041
- 営業時間 : 9:00 ~ 20:00 (休館日 : 第2月曜日 12月29日〜1月3日)
プラネタリウムの最終投影は19時、入館は19時半までになります。
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