非常に多くのサービスを抱えるAWSですが、サービスによっては書籍がない、あったとしても洋書しかないなど、動かしながら学ぶための教材があまりないものも多いです。しかし、Udemyであればかなり内容の充実した教材があります。
今回はその中でも
- ハンズオン形式で
- 実際に受けてみて
- 特にお勧めできるもの
を紹介していきます。やはり実際に学ぶには手を動かしてみるのが一番でしょう。
ReactとAppsyncでブログを作りながらGraphQLが学べるコース
言語 | 英語 |
時間 | 11時間 |
セッション数 | 14 |
レクチャー数 | 97 |
価格 | 15,600円 |
利用しているAWSサービス | Amplify, AppSync, Cognito, DynamoDB,S3 |
その他の技術 | GraphQL, express-graphql, MongoDB, mongoose など |
Amplify, AppSyncとReactを使いながらブログをハンズオンで作るコースです。前半部分ではexpress-graphqlを使って、クライアント側、サーバ側を実際に実装しみてる事でGraphQLの基礎を学び、後半ではAmplify/AppSyncを使って本格的なブログアプリを作る内容となっています。
前半GraphQLの実装部分が割と長めではありますが、実際にGraphQLを使った実装をベタで行なった場合と、Amplifyによって色々な処理が実装することなく実現される場合との比較ができるので、Amplify周りのエコシステムの強さというものを良く感じられました。
全体を通して基礎を知る事、動くものを作ることに重点をおいてる感じなので、特に後半はAppSyncを学ぶというよりも、AppSyncをバックエンドにReactでどう実装を行えば良いか?といった内容になっていますが、subscriptionを使った実装や、cognitoと連携したログイン認証の実装なども盛り込まれていたりと、基礎としては十分な内容かなと思いました。また、逆に言えばAmplify経由で設定を行う事で、バックエンドをあまり意識せずとも、色々な実装が実現できる事を良く理解する事ができます。
少し利用しているコードのバージョンが古いため、そのままだと動かない部分があったり、英語なのでとっつきにくいところはあるかもしれませんが、AppSync関連はあまり情報もないので、まずどういったものなのか?を知るには非常に有意義なコースになっています。
特にGraphQLに興味があるが触った事がない人や、GraphQLの周辺サービスによる強力なエコシステムの魅力、モダンなサービス開発手法を学びたい方にはおすすめの内容となります。
コメント